ツナガリMusic Lab.では、発達支援・ABAの視点を取り入れた音楽レッスンを行っています。今日は “兄弟で通う生徒さんのレッスンの様子” をご紹介します。
今日ご紹介するのは、高校生のKさんと、中学生のYくん。
二人は ピアノアドベンチャーを使ったピアノレッスン と、それぞれの好きな曲を題材にしたドラムレッスン にそれぞれ挑戦中です。
今回の記事では、
・つまずいた時のサポート
・得意を伸ばす声かけ
・新しいフレーズに挑戦する瞬間の気持ち
・レッスン後に見える成長や変化
などを、レッスンの様子を通してお伝えします。
兄・Kさん|ピアノアドベンチャーで集中のピアノレッスン
ピアノ。難しい課題曲への挑戦
兄・Kさんの時間は、まずはピアノを中心としたレッスンからスタート。
教本「ピアノアドベンチャー」の曲を音源に合わせた演奏に挑戦です。
「あー、ちょっと速かった!」
途中でつまづき、ストップしてしまったKくん。

難易度が高い課題曲に挑戦している分、指が追いつきませんでした。
「おしい!でも、ここのリズムめちゃくちゃ良くなってるね!」
そこですかさず番長先生が”できている部分”を明確にして励まします。
課題の細分化をしていくことで、集中すべき箇所や、モチベーションの維持を自然と引き出します。
そしてもう一度、チャレンジ!
おしいところで、止まってしまっても、Kくんは根気強く取り組みます。
少しずつコツを掴んで、4度目にして通して演奏しきることができました。
気持ちの状態に合わせた声掛けで自信を支える
次はドラムのパート。現在挑戦している曲はKさんとYくんの兄弟、そして二人のお父さんも大好きな「機動戦士ガンダム」の曲です。
最初はセクションにわけたフレーズ毎の練習からスタートです。
「フィル、いい感じにハマってるよ!」「続きもいこうか!」
と番長先生もテンポよく声をかけて、チャレンジを促します。
番長先生は、Kくんのレッスン中の調子や気持ちをキャッチしながら、レッスンを進めていっておられます。

フレーズ毎の練習が一通り終わり、身体が忘れないうちに、一曲通しの演奏にもチャレンジ。「もう全部覚えてます!」と、頼もしいKさん。
今日の最後の演奏もバッチリきまりました!

弟・Yくん|ピアノレッスンで“できる!”を積み重ねる
乗っているタイミングを逃さない次の課題へ
Yくんも、ピアノとドラムに挑戦中とのこと。
楽譜をみながらお手本を聴いた後に、演奏に挑戦。「かんたんー!」と、Yくん。
この課題曲は以前から取り組んでいる分、「できる!」と十分に手応えを感じています。そういった曲からスタートすることで、意欲も引き出されていき、声も表情も軽やかです。

「どうする?もう一つ先の曲をやってみる?」と番長先生が尋ねます。
ピアノに手応えを感じ、気持ちが乗っているこのタイミングこそ、次のチャレンジにつなげやすいタイミングです。
「・・・ドラムいこうかな!」と、この日のYくんはドラムを選びました。
もちろん、その選択も◎。楽器は変わろうと、チャレンジ意欲旺盛です。
弟・Yくんのドラム
Yくんも、大好きなガンダムの曲に挑戦中。
最初は、今まで練習した部分まで演奏します♪
すでに身体が覚えているパートを、得意そうに丁寧にたたきます。
「いいねー!!この続き、いってみますか!」と新しいフレーズの練習へ。
番長先生がお手本を演奏します。
今回のレッスンのポイントのひとつは、とっても速いスネアタムの連打からのクラッシュシンバルです!

いざ挑戦!
Yくんは「あ、ちょっと速かった!」と叩くクラッシュシンバルのタイミングが曲とズレたことに自ら気づきました。
「先生がせーのって言うから、せーのまで我慢ね!」と、番長先生も端的な言葉でサポート。
新しいパートへの挑戦ということもあり、すぐには乗り越えられない課題でしたが、気持ちが乗っているYくんは諦めずに何度もトライ。とうとう新しいフレーズを掴み自分のものとしました。

このタイミングに、すかさず曲を通して演奏!
腕を回して力を抜き、更に一段と集中した表情になります。
音源がかかると、最後まで通しで演奏できました。
保護者さまのコメント|兄弟で5年以上通う理由
今回の「のぞき見レッスン」では、お母様にもコメントをいただきました。
【レッスンに通い始めたきっかけ】
最初は、Yくんの「ピアノを習いたい」という言葉が始まりでした。支援系のピアノ教室はないかな?と思い探してみたらツナガリさんのHPに辿り着き、「これだ!!」と思い習い始めました。その後、最初はレッスンに興味がなかった長男Kさんも「僕もピアノしたい」と言って始めることになりました。
【二人の成長】
二人ともマイペースなのは昔から変わりませんが、5年以上習っている間「やめたい」と言ったことがないことにビックリしています。長男、次男ともに課題をクリアできた時の達成感、難しいリズムがとれた時の喜びを得ているし、好きな曲を叩けるし、とても充実しております。
【二人へのメッセージ】
Kくんへ。最初は普通にレッスンの姿を見せてくれたのに、大きくなるにつれて「見ないで〜」と言われ、成長を感じつつ、さびしいと思ってたけど、発表会の時は「見てもいいよ」という感じで成長してる姿を見せてくれるよね。今年も発表会ではリズムがすごくてとても良かったよ!!また力強いドラム叩いてね。
Yくんへ。「今日はこれが良い〜」とかワガママなきみでしたが、大きくなるにつれて落ち着いてきたね。今は大好きな曲を楽しそうに叩いている姿を見て、二人を習わせて本当に良かったです。リズム感がすごく良いので、これからも楽しくね。発表会はいつも通りに叩いているので緊張とかしてないのかと感心してます。
まとめ │ レッスンで育っている力
兄弟それぞれのペースで、ピアノとドラムに挑戦するKさんとYくん。
難しい課題も繰り返し取り組み、演奏できた時の達成感を大切に積み重ねている姿が印象的でした。
ツナガリMusic Lab.では、発達支援(ABA)の視点を取り入れ、生徒一人ひとりの特性に合わせた個別最適のレッスン を行っています。
兄弟での受講も歓迎しており、同じ曲に挑戦したり、違う楽器で刺激しあったりと、
“兄弟ならではの成長” を感じられる場になっています。
音楽が好きな気持ちを大切にしながら、「できた!」を一緒に積み重ねていくレッスンを、これからも応援していきます。


